TOPICSトピックス

準決勝に挑む各チーム前日コメント 平成29年度天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド

2017.12.22-1-top.JPG

 いよいよ明日23日(土)に準決勝、24日(日)に決勝戦が行われる「平成29年度 天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド」。本日は特設のマッチコートにて、勝ち残った各チームが前日練習を行って取材に応じました。ここでは、各チームのコメントから、それぞれ一部をご紹介します。

 

<男子>

toraypanasonic.jpg

◆東レアローズ

小林敦監督

「前回(パナソニックと)の対戦ではぼろ負けしていますので、今回は勝てるように準備してきました。前回はコンディションが悪かったのですが、今回は整えてきましたので、チームとしてはいい状態で戦えると思います。勝てるのが一番ですが、簡単には勝たせてくれませんので、クロスゲームになると思います。サーブで崩すだけでは彼らは抑え込めませんので、チーム全体で封じ込められるかどうかがカギになってきます」

 

富松崇彰選手

「(明日の)相手は今季のV・プレミアリーグでもかなり飛び抜けた力を持っています。まず自分たちのバレーができるように、こちらのサーブで相手のリズムを崩せるようにしていきたいです。サーブで崩しても、二段トスなどで決められると思いますが、そこは粘って凌ぎたいです。先行されると苦しくなりますが、1セット目から、5セット目のような気持ちで戦えれば勝負になると思います」

 

◆パナソニックパンサーズ

川村慎二監督

「(ポイントは)自分たちの力を発揮できるかどうかだと思います。東レは粘りのあるチームですから、油断したらすぐにやられてしまうのは間違いありません。前回勝っているから、という甘い気持ちはなくして戦っていきたいです。誰が出ても勝てる準備をしてきましたので、(ケガ人の影響が出た)昨シーズンの反省を生かして戦いたいと思います。まず明日、しっかり勝ちたいと思います」

 

深津英臣キャプテン

「東レは粘り強く、底力、意地があるチームです。リーグでは勝っていますが、しっかり準備して臨むことが必要です。戦術的にもそうですが、気持ちの面でも隙がないようにしていきたいと思います」

 

jtektgosei.jpg

◆ジェイテクトSTINGS

マテイ・カジースキ選手

「厳しい試合になるとは思いますが、全力を尽くして頑張っていきます。オポジットとしては、まだ試合を通して慣れていかないといけない部分がありますが、明日の試合では、よりよいプレーができるようにしたいと思います」

 

福山汰一選手

「豊田合成は昨季に比べて、クイックなどイゴール(・オムルチェン)選手以外にボールを散らしている印象があり、やりにくい相手です。明日勝って、明後日は決勝戦、という状態を作ることができれば、リーグ戦でも自信になると思いますので、頑張りたいです。最初から攻め切ったバレーをしたいと思います」

 

◆豊田合成トレフェルサ

内山正平選手

「ジェイテクトとは3位決定戦などで当たることが多いですが、嫌なイメージはありませんので、過信するのではなく、いいイメージで臨めれば勝機はあると思います。イゴール(・オムルチェン)がいない中でも自分たちで頑張ろう、とやってきましたが、そこにイゴールが戻ってきたことの相乗効果があれば、いいゲームができると思います。チームにとってはいい状態だと思います」

 

高松卓矢選手

「ジェイテクト戦では、カジースキ(・マテイ)選手に、いかに気持ちよく決めさせないかが大事になってきます。彼が当たりだす前に止めること、嫌がるようなプレーをしていくことが重要です。僕たちは彼のすごさもわかっていますので、何とか守っていって、相手が違和感を覚えてくれれば、僕たちのバレーにもつながると思います。(僅差で準優勝に終わった)昨年の結果はあまり気にしていません。とにかく、豊田合成のバレーをお見せしたいと思います」

 

<女子>

nectoyotaautobody.jpg

◆NECレッドロケッツ

山田晃豊監督

「トヨタ車体は、核となるネリマン(・ゲンシュレック)選手と荒木(絵里香)選手がキーマンだと思います。今季は競り合っても最後はその2人に押し切られてしまうことがあるので、チームとして(逆に)そこを押し開けることが必要です。チームの総合力は上がってきていますが、それとは別に、試合に勝つ、ゲームに勝つという強さが重要です」

 

柳田光綺キャプテン

「今回はトーナメントで、負けたら終わりですので、一試合一試合成長して最後は優勝しようという目標の下、大会に入りました。トヨタ車体にはリーグで負けていますので、ここで1回勝ってリーグにもつなげたいと思います。強味であるミドルブロッカーのコンビを使うためのパスの質にこだわり、一人一人が持ち味を最大限に出す、という部分を突き詰めて戦いたいと思います」

 

◆トヨタ車体クインシーズ

多治見麻子監督

「トーナメントなので、その時の状態がよいチームが勝ち残れると思います。そこに合わせるだけです。(NECには)レギュラーラウンドで勝っていますが、絶対ということはあり得ないので、しっかり準備して戦っていきたいです。リーグでは最近勝てなくなっていましたが、今、(ここまで)勝つことで自信を持てているので、さらに勝って次につなげたいと思います」

 

荒木絵里香選手

「NECは、こちらのやりたいことをつぶしてくる、やらせないようにしてくる、という印象があります。自分たちも、相手がそうできない状態を作ることが大事です。自分としては、特にブロックで頑張っていければ、と思います」

 

toraydenso.jpg

◆東レアローズ

菅野幸一郎監督

「(準決勝で対戦する)デンソーは、スパイク決定率が高いわけではありませんが、レシーブやサーブでリズムができており、我々が若干苦手なチームです。リーグでも最近は連勝しているため、明日はサーブで少しでも崩せれば、と思います」

 

黒後愛選手

「個人的には、(ここまで)あまり納得のいくプレーはできておらず、自分の役割の中で、もっとできることはある、と思いながら試合していました。初めて東レに入って戦った(今年5月の)黒鷲旗も、準決勝でデンソーに負けたので、今回は勝ちたいです。今年最後なので、優勝したいという気持ちが一番です」

 

◆デンソーエアリービーズ

川北元監督

「選手たちが明るくて、それに救われています。僕らは自分たちのやらなければいけないことを、丁寧にレベルを上げる、という部分でやり直して明日を迎える状況です。東レは若い力が勢いをつけてきています。(自分たちも)同じく若いチームだと思うので、勢いに負けないよう、粘り強く戦うことがカギになります」

 

鍋谷友理枝選手

「明日は準決勝ということで、ドキドキしています。あの試合(準々決勝の久光製薬戦)を勝ち切れたのは、皆にも自信になっており、チームはいい雰囲気に仕上がっています。東レはサーブがいいので、崩されないように、でも自分たちはサーブで相手を崩せるようにしていきたいと思います」

 

 明日の対戦順、試合開始時間については以下の通りです。皆様の熱いご声援をお待ちしております。

 

◆12月23日(土・祝)

時間

対戦カード

10:00

開場

11:00

東レアローズ×パナソニックパンサーズ

13:00

ジェイテクトSTINGS×豊田合成トレフェルサ

男子試合終了後にスーパーシート入れ替え

15:00

NECレッドロケッツ×トヨタ車体クインシーズ

17:00

東レアローズ×デンソーエアリービーズ

関連リンク

大会特設サイト 

平成29年度 天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド 会場・試合情報