今週末に準決勝、決勝戦を実施 平成29年度天皇杯ファイナルラウンド【男子編】
激闘の第1週を終え、第2週を迎える「平成29年度 天皇杯・皇后杯全日本選手権大会ファイナルラウンド」。12月23日(土・祝)に男女準決勝、24日(日)には決勝戦が行われ、今年度の日本一が決定となります。
ここではベスト4に勝ち残っている各チームについて、第1週の戦いを振り返りながら、第2週の見どころをご紹介します。本日は男子編です。
まずは昨年度天皇杯優勝の東レアローズと、今季V・プレミアリーグでここまで首位のパナソニックパンサーズが準決勝で対戦。激戦は必至と言えるでしょう。東レアローズは準々決勝でFC東京を相手に、セットカウント0-2からの逆転勝利を飾りました。キャプテン・星野秀知選手以下、「気迫・粘り・精度」をモットーに、自分たちのバレーを貫いて連覇を果たせるかに注目です。
一方のパナソニックパンサーズは、安定感を保っての戦いで勝利を重ねています。昨年度は故障者の影響で準々決勝で敗れ、悔しい思いをした分、今大会ではメンバーの誰もが「絶対に負けられない」と口をそろえます。サウスポー清水邦広選手や、攻守両面で高いパフォーマンスを見せるミハウ・クビアク選手を軸に王座奪還へ挑みます。
準決勝もう一つのカードは、ジェイテクトSTINGSと豊田合成トレフェルサによる愛知勢同士、かつ新外国人監督同士の対決となりました。キャプテン・浅野博亮選手をはじめ、福山汰一選手など優れたテクニックを持ち味としたメンバーも魅力的なジェイテクトSTINGSに対し、2m8㎝の主砲、イゴール・オムルチェン選手が故障から復帰し、3週間ぶりで本来の姿を取り戻した豊田合成。アーマツ・マサジェディ監督とトミー・ティリカイネン監督という、両知将によるコート外での駆け引きも見逃せないポイントとなるでしょう。
戦術、戦略、そして勝利への執念。熱い思いの激突を、ぜひ最後までご覧ください。
◆大会4日目(12月23日)準決勝 対戦カード <大田区総合体育館特設コート>
男子
第1試合 11:00 東レアローズ × パナソニックパンサーズ
第2試合 13:00 ジェイテクトSTINGS × 豊田合成トレフェルサ
女子
第3試合 15:00 NECレッドロケッツ × トヨタ車体クインシーズ
第4試合 17:00 東レアローズ × デンソーエアリービーズ
※10:00開場