ファイナルラウンドの見どころ⑤~V・プレミアリーグ男子編~ 平成29年度天皇杯皇后杯全日本選手権
ファイナルラウンドまでいよいよ3日となりました。開幕まで、本大会の見どころを各カテゴリーに分けてご紹介していきます。本日は「V・プレミアリーグ男子編」です。
トーナメントながら4連戦ではなく、頂点への道は2連戦が2週となるため、全体を見渡して連戦に備えるより、“目の前の一戦”により集中した戦い方が重要となってきます。まずは初戦となる16日(土)の2回戦で、普段のリーグ戦で戦い慣れていない別カテゴリーのチームを相手に、しっかりリズムを作ることが重要となりそうです。その中でも、活躍を目指す若手メンバーが出番をつかめるのかは、ファンにとって見逃せないポイントの一つです。
昨年度はクイックのコンビとサーブを武器に天皇杯とV・プレミアリーグを制し二冠を獲得した東レアローズ。今季のV・プレミアリーグで好スタートを切って流れに乗っているパナソニックパンサーズ。そして頼もしき主砲、イゴール・オムルチェンが不在の中でも上位をキープしている豊田合成トレフェルサが軸ですが、オーストラリアから来た212㎝、新外国人のエドガー・トーマス・パトリックが好調のJTサンダーズをはじめ、その他のチームにもチャンスは十分で、お互いに譲れない熱い試合の連続となることは確実です。長いリーグ戦に弾みをつける意味でも、2017年を締めくくる意味でも、各チームがどのような形で勝利をつかみにくるのでしょうか。
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